様々な知識を得る機会
今週のタイムライン
エネルギーを奪った出来事(悲しくなった・不幸になったなど)
- 特になし!
エネルギーを与えた出来事(幸せになった・安心した)
- ドリームマネジメントのキャリアのセッションを実施(月曜日)
- Retrospective ANTIPATTERNS読書会(月曜日)
- 久々にジムに行った(月曜日)
- 最高の体調を完読(火曜日)
- 対話システム勉強会に参加(木曜日)
- 兄の誕生日(金曜日)
戸惑った出来事や疑問に思った出来事
- リモートワークにおいて全員が集まる機会を作るということ
- 議論の時間と発散のバランス
話したいこと
- 対話システム勉強会に参加
- ドリームマネジメントのキャリアのセッションを実施
- 最高の体調を完読
今後は人間らしさのフィルターが重要となるのか
2月18日にオンラインで対話システム勉強会 雑談AIもここまで来た! -最新の対話システムと未来-に参加してきました。 内容としては対話システムライブコンペティションというイベントについてとそのイベントで最優秀賞を受賞したチームの実装内容と「これからの対話システム」というタイトルでのパネルディスカッションでした。
そもそも対話システムにはタスク指向型と非タスク指向型があります。タスク指向型はよくある飲食店のレコメンドや機械翻訳などのようになんらかの目的がある対話システムのことを指します。一方で非タスク指向型はLINEなどで会話できるりんなのように雑談ができる対話システムのことを指します。今回の勉強会では後者の非タスク指向型の対話システムについて話していました。
ライブコンペティションオープントラックの最優秀賞のチームの実装内容は現在のstate-of-the-art(以下、SOTA)であるBlenderBotを日本語で学習させたものでした。 2017年に提案されたTransformerが機械学習界に大激震を与えましたが、対話システムの分野ではルールベールの手法もNNの手法と同等の性能を出していたそうです。ですが、2020年に提案されたGPT-3やT5によって対話システム界にもその波がきて、一気に雰囲気を変えたらしいです。BlenderBotはそのTransformerの考え方を用いたものらしく、それまでのSOTAであったMeenaを大きく上回る性能だったとか。 実際の対話内容を見ても本当に自然です。(こちらからコンペでの対話内容を確認できます。)
また、パネルディスカッションでは雑談AIの今後の開発について話していました。現在の対話システムの文章生成はある程度はできてあがっている気がするとのこと。これからの開発では生成された文の候補のうちどの分を選ぶのかという部分の開発がなされていくだろうと話していました。イメージとしては以下の図の赤枠の部分です。
確かに実際の会話においてもいろんな会話パターンが思いついた中でどれを話すか選択する部分にその人らしさや倫理観などが含まれて来そうだなぁという感覚があるのでしっくり来ました。 どんな情報で学習するかだけでない部分に重要な部分がありそうな気がしますが、どうなんだろうか…
キャリアについて考える
私は会社においてドリームマネジメントプログラムのファシリテーターをしており、月に1度夢を叶えることを支援するための活動をしています。 詳しいとこが知りたい方はザ・ドリーム・マネージャーを読んでみてください。
今回は「キャリア」についてということで自分がなりたい姿を思い描くようなワークを行いました。 私は資料などを準備する際に、実際に同じワークを行い、シミュレーションをしています。そこで、私もどんな働き方や生き方をしていきたいだろうかと改めて考える機会を得ることができました。 実際に行ったワークは以下のようなものです。
- キャリア面での夢を1~3個決める
- そのうち1つを選択し、達成したい期間を選ぶ(1年以内 or 1~5年 or 5年以降)
- 選択した夢を他の期間に置き換えた場合に、どのような夢になるかを考える
- パートナーを考えたり、SMARTの法則に基づき具体化する
手順2で私が設定したのは、5年以降に達成したい夢で物質・環境・時間に依存せずに働きたいとしました。
内容 | |
---|---|
具体的 | 場所や時間が異なっていても協力でき、物質(お金など)に困らない状態で「システムで人々をしあわせにする」が実現できている |
測定可能 | (うまく考えられなかった) |
行動的 | さまざまな文化に触れる、コミュニケーションを大切にする、勉強への向上心をおこならない |
妥当性 | (うまく考えられなかった) |
期限 | 35歳くらいまで |
パートナー | 今の会社の仲間、近くで関わりを持てている他の会社の方々 |
また、手順3では以下のような夢を考えました。
1〜5年で達成したい夢資産所得が少しでもある状態にする。 これは経済的に自由となるための第一歩となるような気がしたのでおきました。
内容 | |
---|---|
具体的 | 今働いている会社の給与以外の収入ができること |
測定可能 | 労働所得の5%くらいの資産所得がある状態 |
行動的 | ブログを続ける、毎月株式投資をする |
妥当性 | ブログを続けることでいずれは事業所得となったりするかなぁ、株式投資によって配当などは入るなぁ |
期限 | 1~5年で達成したい |
パートナー | 大学の友達(株式投資を積極的に行っている人がいる)、はてなブログなど |
1年以内で達成したい夢はマインドフルネスな状態をいつでも起動できるようになる。 これは場所や環境に依存せず、いつでも集中できるようにするためにおきました。
内容 | |
---|---|
具体的 | 50分作業+10分休憩のサイクルで集中力が維持ができるようになる |
測定可能 | その日にやりたいことが達成できているかどうか |
行動的 | 慣れるまではタイマーで測る、その日にやりたいことを3つを書き出す |
妥当性 | やりたいことが達成できているということはそのことに集中できているということ |
期限 | 1年以内 |
パートナー | タイマーアプリ、夢リスト(やりたいことがたくさん書いてある) |
5年後にこの夢が達成できるように行動するのみ!
文明病を治す鍵は自然に触れること
最高の体調を完読しました。
ざっと要約すると、
人類は狩猟採集民の時代の方が長いのにもかかわらず、現在の生活は全く異なった暮らし方をしているために不安やストレスなどの文明病と呼ばれる病気にかかってしまっている状況である。 進化論に基づいた行動をすることで文明病から脱却することができる。
と言ったことが書かれていました。これらのことを語る際に実際に行った実験などが書かれていたり、実践方法などが書かれていてとても納得の本でした。
特に面白かったのが、自然と触れ合うことがストレスや体調を整える最強の方法であるということです。 具体的には研究結果によってマッサージよりも癒し効果が高いという結果が得られているらしいです。さらには実際の自然ではなく偽物の自然(画面に映った自然の写真や自然の音だけ)でもその効果が得られるということです。さらには、公園などにいくことで大気中に含まれる細菌が腸内環境をよくしてくれるというのだからすごいなぁと思いました。今後は積極的に散歩しようという気になりました。
その他にも時間感覚や遊びについてなど様々な観点から狩猟採集社会の時代と現在を比較し、良い効果が得られるような研究について紹介されており面白い本でした!(書くのが面倒になりました笑)
最後に
今週はいろんなことが盛り沢山でたくさん考え、たくさん学んだ楽しい週となりました。 写真は水曜日のランチに食べたパリヤのお弁当です。